こんちくわw
はい!今日はお題の通りちょっとマニアックな話。
巷でよく聞くピロ使ったらコトコト音するんでしょ?ってやつww
その前に豆知識(笑)
そもそもピロボールって言葉って無いの知ってますか?
改造屋業界ではピロって呼ぶので、私もピロっていーますが
まーみんな馴染み深いのがピロですよね?
世界共通用語やレース業界、エンジニア業界でピロって言っても通じません。
正式にはピロボールはスフェリカルベアリング。
ピロボールロッドエンドはロッドエンド。
ボールジョイントはボールジョイント。
でも言いやすいのと、通じやすいので私もピロって言います(笑)
日本から離れると、スフェリカル、ロッドエンド、ユニボールなんて使い分けてますw
とまあそんなどーでもいい豆知識は置いといて(笑)
今日はそのスフェリカルベアリング(通称ピロ)のはなし。
たまたま今日F82M4にプッシュロッドに組み込んでて
そーいえばご依頼頂いたときに、コトコト音がするのと
フルブレーキかましたときに、フロントがロックしていないのにふらつくってお悩み。
左がSPL PARTS製のプッシュロッドのスフェリカルで右は製造メーカー不明のスフェリカル。(もともと車両に着いてました)
見れば一目瞭然でベアリングの大きさが違うのが解ります。
SPL製はFK社の#25のスフェリカルを使用しています。
メーカー不明製品は一応NMBの#16を使っていますが、ガタガタです。
パット見は#14か???って思いましたが、#16だったので惜しいなって思った(笑)
同じ製品をウチでも昔作ってましたがうちはNMBの#18を使ってました。
どのパート部分でも、ヨソの製品より#2番手大き目のサイズを使ってました!
この理由は、そんな変わんないでょ??って昔ケチってワンサイズ落としたもので岡山国際サーキットでテストしてみました!結果はたった3LAPで僅かなガタがwww
その時に解ったんです!安物はこーゆー所がダメなんだって(笑)
やっぱり安いなりの理由があるんだなってww
有名メーカー製品でもコスト削減の為、ここのベアリングを#14まで落として尚且つグレードも落としている製品も見た事あるので、今回のメーカー不明品はそれに比べればまだましかな?ってwww
ですが、はっきり言いいます!#16番程度では全くもちません!!!
耐荷重が足りない時点で、即座にベアリングはダメになりクリアランスが広がり、ベアリングとして機能しなくなります!!!
いわゆるガタツキって症状です。この時点でアウター、インナーのクリアランスが広がり
金属同士が当たって、コトコト、ガタガタといった金属系の異音が車内に入り込みます。
この症状をよくピロ化したら仕方ないって言われてますが、私に言わせると笑ってしまいますね(笑)
確かにノーマルではこの部分はゴムブッシュだったりするので、そこを金属に変更すれば
今まで聞いたことのない音を拾うようにはなります。ですがコトコトは全くの別問題です!
何故ならそれはタダの製品不良ですからw
でも国内でこの#25を使って、同じようにキャスター調整出来るようにして、サイド部分には回り止めのローレット加工して、クリアアナダイズドした物を販売しようとすると
おそらく定価は最低でも¥148000になります。そーすると誰も買わないですよね(笑)
だから結局SPL PARTSにたどり着く訳なのです(笑)
ちなみにこのSPL PARTS”の Caster Rod Adjustable Bush For E9X/E8X/F8X BMWは
たったの¥72000
これを高いととるか?安いととるか??はアナタ次第!
しかもコレ1G状態でキャスター調整が出来るようになります。
ちなみにこのキャスターってド新車でも30’程度は必ずずれてます!
完全ドノーマルであれば、自動車業界でも許容範囲みたいですが
その左右差でハンドル取られたり、タイヤ片減りの原因になります。
なのでアライメントはとっても大事なんですよwww
なので私は少々高いって思っても、間違いないものを使うしオススメします!
その前に自分のクルマで実験してからじゃないと販売しませんけどね(笑)
だってクルマって常に命乗せてますからねぇ
しかも自分だけならいいですが、そういう整備不良が原因で他人の命をも奪う可能性のある凶器でもあります。
安心と安全が大前提で
クルマはとても楽しい乗り物になるんですよねッ(^_-)-☆
でそんな説明をさせて頂いたら
フルセットでオーダー頂きヨカッタ♪ヨカッタ♪ってハナシ(^_-)-☆
ちなみにこのZはSPL PARTSのBOSS Seanの愛車。
彼のスキが転じて生まれたのがSPL PARTS"
ちなみに本国仕様と日本仕様は、違うのでご注意下さい!
今度TEXAS行ったらカリパクして走ってやろうと企んでます(笑)
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