先日、東京より「BTC 開発・テストドライバーの野勢氏」にお越し頂き
当店のE36 318isに乗って頂きながらSUSPENSION講習をして頂きました。
さすがは熟練のテストドライバーだけあって
ワタクシが疑問??迷い??に思ってる部分を明確に指摘して頂き新しいセッティングが見つかりました!
「野勢氏」に言われたのが、技術屋の固定概念を捨てましょう。
確かにそのとおりで、感性と理論がせめぎあうところって多々あるんです。
案外別方向にセッティングしてやるといい結果が出たりもするんです。ホント奥深いですww
当然、お客様のご要望に極力併せるのが、当店の仕事であり、脚屋としての腕の見せ所です。ww
って事で、「FLATの図面」を引っ張り出してさっそく妄想ですwww
これは「FLAT E36 318is SPEC-R」のリアショック図面なんですが
有効ストローク長が145mm
車体静止状態(1G)で40mmバンプ(縮み)するので、トータルバンプストローク長は105mm
トータルリバンプストローク長(伸び側)は145mm リバンプストローク長は85mm
この数値とコーナーウェイトでそのクルマの基準となるバネレート(硬さ)を計算できるんです。
当店のE36の場合だと
リアの一輪当たりのコーナーウェイトが272Kg!これで計算すると
基準となるバネレートは5Kg(ノーマル車高)
当然車高を落として行くと、バンプストロークが減って行くので、おのずとバネレートはあがっていく。
1Gで40mmバンプストロークが減るのだから、有効バンプストロークは105mmだけど
レーシングセッティングでは45mmとなる。これは何故でしょう?
お店に来て頂ければ教えてもらえるかも???一応企業秘密って事で(笑)
45mmのリバンプストロークだと、バネレートは12Kgとなる。
さてさて写真のバネコレクションww
実はバネレートと自由長はまったく同じなんです。大体同じバネレートのものを2~3セットは試してます。
別名「バネ貧乏」ともいいます。wwwwwwwwwwwww
何が違うんでしょうね?じつはストローク長が1mmずつ違いますwwww
誰ですか変体って笑ってるのは???wwwww
この1mmのストローク長により、微妙に乗り心地やタイムに物凄く変化するんです。
まっここでウダウダいっても仕方がないので近いうちにタイムで証明する事にしましょう!
こんな事を繰り返しながら、お客様のクルマもセッティングさせて頂いているドライブですww
0コメント